Germain 1778 guitar 其の参
引き続き Germain のギターについてです。
あらかじめお断りしておきますが、私は専門家では有りませんので、素人の妄言と思って読んでください。
前回までの記事で、楽器の大体のコンディション等はお解りになったと思います。
今回は、このギターが6単弦に改造されていたかどうか考えてみようと思います。
皆様ご存知のように、ちょうどこのギターの作られた頃から、ギターは6単弦へと移り変わっていきます。
5複弦→6複弦→6単弦、のように移り変わった地域も有れば、5複弦→6単弦、のように移り変わった地域も有るようです。
いずれにせよ、多くの5複弦ギターが6単弦ギターに改造されました。
現在博物館等に残されている楽器も、多くは改造されています。
改造されたまま展示されているものも有れば、元の状態に復元されて展示されているものも有ります。
では、この Germain のギターではどうでしょうか?
6単弦に改造された痕跡は、ヘッドとブリッジ、そして指板に残ります。
特にヘッドは、通常は新たに付け替えるのでは無く、元のペグ穴を塞いで新たに開け直したり、あるいはヘッドの余分な部分を切り落としたりして利用されているようです。
ところが、このギターのヘッドにはそうした痕跡は見当たりません。

あっ、勿論、オリジナルの部材のままという前提です。
もしもヘッドの作り直し、例えば表裏に付き板を貼ったりとか、別のギターのヘッドをつけていたりしたら、この前提は成り立ちません。
素人目には、充分古い時代のものに見えますので、新たに作ったということは無さそうです。
次にブリッジですが、これも素人目にはオリジナルのままのように見えます。
少なくとも新たに作り直されたようには思えません。

また、6単弦に改造されると、通常はガットフレットでは無く、象牙や銀などの固定フレットにされています。そのため、指板にフレットを埋め込むための溝が掘られます。
これを元のガットフレット仕様にするときは、当然その溝を埋めることになります。
この楽器の指板にはそうした跡は有りません。

当然、指板が新しいものに替えられていたらこの限りでは有りません。
また現在のギターのように、サウンドホール近くまで指板を上に貼る、という方法もありますが、わざわざ美しい装飾を隠したとは思えません。
私は、6単弦に改造される以前に壊れていたのではないか、と考えています。
あらかじめお断りしておきますが、私は専門家では有りませんので、素人の妄言と思って読んでください。
前回までの記事で、楽器の大体のコンディション等はお解りになったと思います。
今回は、このギターが6単弦に改造されていたかどうか考えてみようと思います。
皆様ご存知のように、ちょうどこのギターの作られた頃から、ギターは6単弦へと移り変わっていきます。
5複弦→6複弦→6単弦、のように移り変わった地域も有れば、5複弦→6単弦、のように移り変わった地域も有るようです。
いずれにせよ、多くの5複弦ギターが6単弦ギターに改造されました。
現在博物館等に残されている楽器も、多くは改造されています。
改造されたまま展示されているものも有れば、元の状態に復元されて展示されているものも有ります。
では、この Germain のギターではどうでしょうか?
6単弦に改造された痕跡は、ヘッドとブリッジ、そして指板に残ります。
特にヘッドは、通常は新たに付け替えるのでは無く、元のペグ穴を塞いで新たに開け直したり、あるいはヘッドの余分な部分を切り落としたりして利用されているようです。
ところが、このギターのヘッドにはそうした痕跡は見当たりません。

あっ、勿論、オリジナルの部材のままという前提です。
もしもヘッドの作り直し、例えば表裏に付き板を貼ったりとか、別のギターのヘッドをつけていたりしたら、この前提は成り立ちません。
素人目には、充分古い時代のものに見えますので、新たに作ったということは無さそうです。
次にブリッジですが、これも素人目にはオリジナルのままのように見えます。
少なくとも新たに作り直されたようには思えません。

また、6単弦に改造されると、通常はガットフレットでは無く、象牙や銀などの固定フレットにされています。そのため、指板にフレットを埋め込むための溝が掘られます。
これを元のガットフレット仕様にするときは、当然その溝を埋めることになります。
この楽器の指板にはそうした跡は有りません。

当然、指板が新しいものに替えられていたらこの限りでは有りません。
また現在のギターのように、サウンドホール近くまで指板を上に貼る、という方法もありますが、わざわざ美しい装飾を隠したとは思えません。
私は、6単弦に改造される以前に壊れていたのではないか、と考えています。
タグ : バロックギター
コメント
No title
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くーぷらんさん、こんばんは。
こういった楽器は死蔵するのでは無く、どんどん公開する義務が有ると思っています。
今のところ人前に出す機会は有りませんが、いずれは、と考えています。
本当に私が持ってていいのかしら・・・
こういった楽器は死蔵するのでは無く、どんどん公開する義務が有ると思っています。
今のところ人前に出す機会は有りませんが、いずれは、と考えています。
本当に私が持ってていいのかしら・・・
No title
オリジナルのバロック・ギターの詳細な記事、興味深く拝見しました。
オリジナル楽器は気を遣わないといけないことが多そうですね。
博物館に展示されるより、弾いて貰った方が楽器も嬉しいのではないでしょうか。
私はオリジナルの19世紀ギターが欲しいです。
オリジナル楽器は気を遣わないといけないことが多そうですね。
博物館に展示されるより、弾いて貰った方が楽器も嬉しいのではないでしょうか。
私はオリジナルの19世紀ギターが欲しいです。
No title
nyankomeさんこんばんは。
>オリジナル楽器は気を遣わないといけないことが多そうですね。
<この楽器の場合は特にそうですね。
200年以上生きてきた楽器ですので、やはりそれなりの敬意を持って扱うのが礼儀かと思います。
>私はオリジナルの19世紀ギターが欲しいです。
<私もです。ただ先立つものが・・・・・・・
>オリジナル楽器は気を遣わないといけないことが多そうですね。
<この楽器の場合は特にそうですね。
200年以上生きてきた楽器ですので、やはりそれなりの敬意を持って扱うのが礼儀かと思います。
>私はオリジナルの19世紀ギターが欲しいです。
<私もです。ただ先立つものが・・・・・・・
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古い楽器を見るたび、「自分の楽器は借り物。次の世代に伝えていかなければならない」と感じます。