数字の魔法
人間の呼気(吐き出す空気)に含まれる二酸化炭素の割合は、空気中の二酸化炭素の割合の、なんと200倍にも達します。
などと書かれると、如何にも人間の吐き出す空気は二酸化炭素ばかりのように思えますね。
ところが、実際にはたったの3〜6%しか有りません。
地球上の空気の組成は、窒素79%、酸素21%、その他1%です。
この「その他」の中に二酸化炭素は含まれ、空気全体のわずかに0.03%しか有りません。
先ほどの「200倍」という数字に目がいってしまい、全体のことを考えていないため、如何にも二酸化炭素ばかりのように錯覚してしまうのです。
同じようなことが最近しきりに喧伝されています。
喫煙者が肺がんになる割合は、非喫煙者が肺がんになる割合の10倍にもなる。
これだけを読むと、如何にも喫煙者の殆ど全員が肺がんになるような錯覚を受けてしまいますね。
実際にはどうなのでしょう?
肺がん患者の数が私の調査不足ではっきり分からなかったのですが、肺がんによる死亡者数は「厚生労働省」のホームページに平成14年度の資料が有りました。(http://www.mmjp.or.jp/kawakami-clinic/data/14suii.htm)
これによると、平成14年度には男女合わせて56365人の人が肺がんで亡くなったことになります。
日本の喫煙人口は、およそ3000万人と言われていますので、仮に肺がんで亡くなった方全てがタバコが原因であったとしても、その割合は喫煙人口の0.2%にもなりません。
そういった実際の数字を無視して「10倍(資料によっては5倍とも30倍とも)」という数字のみが独り歩きをしているように思われてしかたありません。
もちろんタバコが有害であることに変わりは有りませんが、昨今のヒステリックな嫌煙運動を見ていると実態とあまりにもかけ離れており、何らかの他の意図が有るのではないかと疑わずにはいられません。
数字のマジックに惑わされないようにしたいものです。
No title
No title
自分に都合の悪い数字は隠し、都合の良い面ばかりを強調するのはよく有ることですね。(特にマスコミ)
表面上の数字を見るだけでなく、その裏にある数字も見るようにしないととんでもない誤謬に陥ります。
私自身はタバコよりも、自動車の排気ガス、工場の排煙の方がよほど肺がんの危険があると思っています。
タバコはスケープゴートではないかと・・・・・・。
多くの自然保護団体や人権団体は、単なる利権団体だと思っています。
勿論そうでは無い団体も有りますが。
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統計上の数字と云うものは他の何かとの関連性があって初めて意味を持ち、
客観的に問題などを浮き彫りにするものですが、
その関連性と云うものを操作したり隠したりすると、
客観性を損なって単なる宣伝広告のネタに堕してしまいますね。
>ヒステリックな嫌煙運動・・・
自然保護や人権団体なども段々そんな様相を一部で呈していますね。
この間の某団体の捕鯨反対運動のやり方は全く頂けません。
単純に合目的足らんとすると何処かで歯車が狂ってしまうのかしら?