牽牛・織女
今晩は七夕ですね。 中国や日本に残る説話では、織姫と夏彦は天帝の怒りをかい、天の川を隔てて1年に1回、7月7日にしか会うのが許されなくなってしまったとか。
今回はこの織姫星(織女星)と夏彦星(牽牛星)について。
織姫星は、こと座の1等星ベガ。
太陽からおよそ25光年離れた位置にある白色の星で、質量は太陽のおよそ2.5倍です。
2003年に、惑星系が形成されつつあることが判りました。
また地球の再差運動によって、12000年後には北極星の代わりになるとか。
夏彦星は、わし座の1等星アルタイル。
太陽からおよそ17光年離れた位置にある、こちらも白色の星で、質量は太陽のおよそ1.7倍です。
(織女の方がお・・・・・・コホン)
で、今回書きたいのはこんな星の情報ではなく、「1年に1回しか会えなくてカワイソー」と思っている方(そんな方がいるかどうかは判りませんが)への朗報です。
恒星の寿命はその質量によって殆んど決まってしまいます。
一般には「細く長く」か「太く短く」で、私達の太陽はおよそ100億年の寿命と言われています。現在はそのちょうど中間あたりとか。
では、ベガやアルタイルは? というと、ベガはおよそ5億年、アルタイルではおよそ10億年ぐらいらしいです。(牽牛かわいそう。男やもめが5億年も続くんですね。)
ということは生涯に会える回数は5億回?。
5億回と言われてもピンとこないですね。
では仮に人間に例えてみましょう。
ここでは計算を簡単にするために、二人は同時に生まれて二十歳で結婚、織女は50歳で早死に、牽牛は100歳まで生きた、とかなり無理な仮定しましょう。30年間をいっしょに暮らす訳ですね。
この場合、人間の1年は恒星の1000万年にあたります。
ということは、人間で言うと1年間に1000万回会っていることに・・・・・・。
何か現実離れしていてやはりピンときませんね。
1年は365日=8760時間=525600分=31536000秒
先程の仮定でいくと、3.2秒に1回顔をあわせていることになりますね・・・って、全然可愛そうじゃ無いですね。むしろ倦(以下自粛)
何か、ロマンをぶち壊してしまいましたね。
やはり説話は説話のまま、余計なお節介はしない方が良いようです。
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